先ず炊より始めよ

インターネットの働きたくない界隈を見ていると、たまにこのような文言を見かける。

「副業で自分らしく生きていく方法!」

「投資を学んで経済的自立!」

確かに、言っていることは分からなくない。

プロニートや継続的なニートを目指すためには、副業や金融知識を学ぶことも必要だろう。

けれども、もし、自分の目の前で「ニートがしたいです…!」という人がいたら、僕はこう言うだろう。

まず、自炊から始めよ、と。

まともに働かないような生活をずっと続けていると、ニートの真髄に近づくことがある。

それは、人生の主導権を他者に握られない者が、より高度なニートである、ということだ。

(他者:自分以外の思い通りにならないもの。ここでの具体例は社会や労働である)

ここで、人生とはなんだろう、と考えてみる。

人生とは、拡大してみれば、なんてことはない。すなわち、生活の連続である。

よって、言い換えれば、高度なニートとは、主体的に生活を営む者、と表現してもいいだろう。

そして、生活とは、衣食住。

ここで大きくウェイトを占めるのが、食事である、ということだ。

更に言えば、自炊は低コスト生活を続ける上で欠かせないスキルである。

外食も悪くない。コンビニ弁当やスーパーの惣菜だって、時には食べるだろう。

しかし、労働や時間短縮、ストレス解消の為に、そういったものを常日頃から利用しているのは、生活の主導権を社会に握られているのではないか、と個人的には考える。

とはいえ、日常的に丁寧な自炊をするのは、めんどくさい。

なにしろ、ニートである。

凝った料理を作ることもあるが、あれは創作活動に近い感覚だ。

つまり、日常的には、楽でおいしく、栄養バランスの良いものを摂取することが求められる。

そして、現在の季節は冬。

冬の怠惰メシといえば、鍋である。

鍋はすばらしい。

肉、豆腐、もやし、きのこ類はそのままぶち込めばOKであるし、白菜、長ネギ、ニラなどは水で洗って、手でちぎったり、キッチンバサミで切ればいい。

最後には、うどんや米を入れて、〆である。

味のバリエーションも豊富で、洗い物も非常に少ない。

ニートよ。まずは鍋を炊くのだ。

このツイートわりとすき。
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