昨日の日記で「人間が見ているリンゴが絶対的に正しい姿とは限らないよね」みたいな話をしたんだけど、似たような話なんだっけなー、と思ったらカントだ。
カントってよく知らないんだよな。
以前に漫画で読破シリーズが10円セールやってて、20冊ぐらいポチったんだけど、それで読んだぐらい。
もうちょっと色んな方面から知りたいなと思って、解説ページを探していたら、とても分かりやすい哲学サイトを見つけた。
全てを読み込むにはかなり時間がかかるのではないだろうか。ボリューム満点だ。
サイト管理者のプロフィールを読んでみたら、大学講師の方らしい。分かりやすさにも納得である。
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最近はよく分からないアフィサイトが増えてしまったけど、こういう個人の熱量によって運用されてるサイトってなんだか魅力的だ。
古き良きテキストサイトじゃないけど、インディーズな良さがある。
自分も学生時代に音楽ガイドサイトをよく読んでいた。
ハイパーイナフ大学とか。あとシネマスタッフの辻氏の萌えもemoとか。
(文字を入力しただけで懐かしくなってきた~)
最初にハマったのはジャキジャキ系の邦楽オルタナ(ナンバガ・ハヌマーンetc)だったけど、関連して残響レコードに傾倒してからは、元ネタをディグるようになって、ポストハードコアやエモにはハマったなー。
ポストロックやマスロックに、激情ハードコア…、全てが青春すぎる。
今年は久しぶりに音楽でも作ろうかな。
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テキストサイトとか読み物に話を戻すと、結局娯楽なんてものはそこら辺にたくさん転がっているよな、と思う。
インターネットにも面白い記事や動画がたくさんあるし、ブックオフで買った220円の本を読んだり、サブスク系で時間を潰すのもいい。
無気力とか虚無感は別として、ニートになったからといって、娯楽を楽しめない訳ではない。
むしろ、「金を使えば楽しくなれる」「金を使わなければ楽しめない」みたいな謎の先入観に現代人は囚われすぎなんじゃないかと思う。
知的な娯楽…、なんて自分で言うとハンパなく鼻に付くが、そういう知性のようなものがあれば、いくらでも時間を潰せるような気がする。
肩書きや学歴が必要な場合は別だけど、大学に入ったりしなくても、勉強したい言葉をググれば大学授業資料のpdfが落ちてたりするし、実際に使われている教科書を借りてきて勉強してもいい。
本を読むのがめんどくさい人は、漫画でも構わないと思う。(自分も難しい本は疲れてしまうタイプである)
世の中には、様々な教訓を教えてくれる漫画がたくさんあるはずだ。
学生時代、国語の教師が「活字に比べて漫画はレベルが低い」って言ってたけど、読みやすい漫画から何も読み取れない人は、(比較的に)読むのが難しい活字から何も学べるはずがないのだ。(国語の○藤、聞いてるか~)
これはアニメとかドラマとか、映画にも通ずる話である。
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このサイトも雑記帳みたいになってきてしまったけど、たまにはちゃんと「読み物」とされるようなものを練ってみよう。