■ 不安だ
精神が不安定だ。
特に何か理由があるわけではないが、常に呼吸が浅いような状態が続いている。
貯金がじわじわ減っていっているからなのか。
それとも、職がないからなのか。
そういった金銭的な理由が深層心理に影響している可能性は否めないが
かといって、大金を渡されて「無限に遊んで暮らしていいですよ」と言われたとしても
この不安が消えるような気はしない。
神経質な考えごとなどやめてしまえばいいのに、暇さえあれば頭の中で独り言を繰り返してしまう愚か者だ。
■ マジメくん
やはり、僕はどこか「マジメくん」なのだろう。
生まれつきのものなのか、環境によるものなのかは分からないが。
ニートなんかしていると、昔からだらしないヤツだったと思われそうだが、僕はマジメなタイプだった。
例えば、小学校低学年ぐらいのとき、宿題のプリントをたまたま家に忘れただけで、泣いてしまったことがある。
もうこの世の終わりだと思ったのだ。
取り返しのつかないミスをしてしまったような絶望感であったのを覚えている。
まあ、今考えれば、そんなもの「家に忘れました。ゴメンナサイ」で済む話であるのだが
当時の「完璧主義(白黒思考)」「他者の評価を気にする」「未来の苦痛を恐れる」「最悪のパターンを想定してしまう」
という性格は、未だに自分に根付いているような気がする。
■ ニートの才能
「ニートをするのにも才能が必要だ」という意見をネットでよく見かける。
いわゆる「ニートの才能」である。
別に何も自慢できるようなものではないが、僕はわりとニートの才能がある方だと思っていた。
本、漫画、ゲーム、映画、インターネット。いくらでも時間を潰せるものだと。
だが、ここに来て自分の限界が見えてきてしまったようにも考える。
どうしても、「根源的なもの(生と死)」に対して、問いと不安を感じてしまうのだ。
こうなると、あらゆる娯楽が「酔っ払って誤魔化しているだけ」であるように思えてくる。
エリートニートたちはこのフェーズをどうやって乗り越えたのか?
もしくは、どうやってハマらないように飛び越えたのか?
「年功者を敬う」ではないが、10年以上ニートをやっている人は本当にすごいと思う。
よく気が狂ったり、〇んでしまったりしないものだ。
■ インスタントな現実逃避
最近、よく漫画アプリを見ている。
無料でこんなにたくさんの漫画を読めるなんて、ぜいたくな時代だ。
漫画はいい。本を読む気力がないときも、簡単に物語の世界に入ることができる。
脳を情報で満たし、笑ったり感動したりして、現実を塗り潰せるものだ。
(こんな言い方をすると、どこか漫画をバカにしているように思えるかもしれないが、逆である。
精神が弱っている人間でも、紙の中に引き込むことができる漫画はすごい。)
しばらくは、漫画酔っ払い作戦でやり過ごそうと思う。
そろそろ、久しぶりにスーパー銭湯でも行くべきなのだ。
風呂とサウナに入って、1日中リクライニングエリアで漫画を読もう。
■ 今日のオチ
ニートあるある、漫画編
「ワンピースの無料公開を何回も読むせいで、そこまで趣味じゃないのに謎に詳しくなる」(おわり)