この頃は温度と湿度で全く元気が出ない。
雨も続いてベッドから出られず、そのまま腐ってしまいそうだ。
こんなときは精の付くものを食べたいと思う。
肉だァ~~~(ドン!)
というわけで、今日は自分流の「うまいステーキの焼き方」を紹介していこうと思う。
ちなみに、めちゃくちゃ邪道である。料理人に見せたらボコられるかもしれない。
まず、肉の種類は安いやつで大丈夫だ。
今回も割引になっているオージービーフを買った。
肉は常温に戻しておこう。
そして、焼く前に斜めに細かく包丁を入れる。
左方向と右方向、そして表面・裏面に同じ処理を施す。
結構深めに切ってしまおう。
ちょっとめんどくさいと思うかもしれないが、この処理で安い肉も柔らかくジューシーに食える。
そうしたら、そのままフライパンで焼くのではなく、バーナーで炙る。
バーナーはボンベ付きで2000円ぐらい。1回買えばかなり持つので、そんなに高いものではない。
更に、ひもじくなりがちなニート生活に「炙り」という高級な香ばしさを加えてくれるという意味では、なかなかコスパのいい買い物だと思う。
割引の刺身とか炙ってもすごいうまい。
それでは炙っていく。PKファイアー。
肉は隅々まで炙るようにしよう。
ちなみに、牛肉は表面にしか菌がいないと言われており、それ故に生焼けでもある程度食えてしまうのだが、今回は切れ込みを入れたことによって、内部まで菌がついてしまっている。
それを意識して、隙間までまんべんなく焼くといいかもしれない。
焼き終えるとこんな感じ。裏面も炙ってある。
そして、もちろん中は生焼けである。
うまそうだが、まだ食べてはいけない。
そうしたら、今度はフライパンで仕上げの焼きをしていこう。
中火~強火で、片面10~30秒ずつ。
この時間の長さは肉の厚さや、焼け具合の好み、腹の強さと相談して各自決めてほしい。
裏面も焼き終えたら、フライパンに1分ほど放置。
余熱で更に火を通しておこう。
最後に仕上げで、塩・味の素・ブラックペッパーをかける。
割合は1:1:1だ。
「なぜ味の素?」と思う方もいるかもしれないが、味の素(グルタミン酸)をドーピングすることによって、熟成肉のようなうま味を味わうことが可能なのである。
ちなみに、塩や胡椒をかけるタイミングにはいろいろな意見があるが、僕は「最後にまとめてぶっかければいいんじゃねぇの?」と思っている。
それでは、実食。
うめぇ~~。
香ばしくて、うま味もあって、柔らかい。
450円の肉だとは思えないぜ。
ちなみに、今回は火を入れすぎてしまったような気がするけど、それでも充分柔らかい。
みなさんもぜひお試しあれ。