徒歩旅2日間で約55km歩いたよ〜

■ 徒歩旅しました

最近、涼しくなってきたので、ちょい徒歩旅した。

コースは、東京→埼玉→千葉→東京って感じ。

1日目は北千住から出発して、つくばエクスプレス沿いを歩きながら、三郷中央を経て、千葉の松戸に下南。

そのままその日は松戸のカプセルサウナに宿泊。

2日目は松戸周辺と葛飾区を探索しながら、最終的にスカイツリーへ。

そのあとは電車で帰宅した。

合計52.9km。計76991歩。

 

■ かかったお金

・カプセルサウナ 3080円

・1日目昼 チョコスティックパン 110円

・1日目休憩 ガスト 310円

・1日目夜 肉野菜炒め定食 780円

・2日目昼 チョコスティックパン 110円

・2日目休憩 フードコートのマック 130円

・2日目夜 牛すじラーメン 980円

・行き帰りの電車賃 1000〜1500円ぐらい

 

合計約7000円ぐらいだろうか。

徒歩旅は腹が減るのでチョコスティックパンを適宜かじりながら歩くといい。

水はペットボトルに公園の水道水を汲む。

2日間使うので口はつけない方がいいだろう。もしくは、水を汲むたびにちゃんと洗う。

 

また、9月といえど、晴れてるとそれなりに暑いので、熱中症対策と休憩も兼ねて、チェーン店で休憩を挟む。

ガストは、クーポン使えば310円でドリンクバーとバニラアイスを食べながら涼むことができる。スマホの充電もできるのでよかった。

ガストで1時間ほど休憩。

 

お金はもう少し節約できると思う。

ネットカフェのナイトパックが1800円ぐらいだから、-1200円は可能。

更にストイックになれば、野宿で0円で済ますこともできるだろう(ただ、徒歩旅で持ち物が大幅に増えるのは痛いが)。

今回は「カプセルサウナに意味もなく泊まりたい」「エンジョイ優先」だったので、外食も含めてガバガバ使ってしまった。

無職のくせに、牛すじラーメン食ってるんじゃねぇ!

綾瀬の名店。らーめんしょっぷ中吉。

 

■ 持ち物

・リュック

・ペットボトル or 水筒

・履き慣れたスニーカー

・帽子

・(焼けたくない人は)日焼け止め

・次の日の着替え、下着、靴下

・スマホ

・充電器&モバイルバッテリー

・財布

 

2日間ならこれだけで大丈夫だろう。

長期徒歩旅だったら、寝袋マットとかも必要だろうけど。

あとは、ビタミン剤があってもいいかもしれない。

安価な炭水化物を優先するあまり、野菜不足を感じた。

 

■ 1日に歩ける距離

人間1日にどれくらい歩けるものなんだろう。

ググってみると、徒歩旅の目安は「1日30km」らしい。

さらに、江戸時代の人々は1日に40kmぐらい歩けたそうだ。草履やわらじしかないのにすごすぎる。

個人的な体感を言うと、

1〜10km → 楽しい

10〜20km → きつくなってくる

20〜30km → 足裏とふくらはぎと太ももがバキバキ。意識が若干朦朧としてくる

って感じだ。

まあ、生まれつき身体がタフだったり、日頃からスポーツをやっている人はもっと余裕なのかもしれないが、僕のようにバイタリティの無いタイプは「1日20km」目安でもいいんじゃないかと思う。

あとは、移動重視なのか、エンジョイ重視なのか、という点も考えられる。

 

■ なにもないところを歩く

何もない知らない場所を歩いていると、なんとも言えない気持ちになる。

「疎外感」というか、「ひとりぼっち感」というか。

例えば、観光名所を1人で歩いていても、そういった気分にはならないだろう。

「なにもない場所」「知らない場所」を歩いていると、自分がたった1人の人間であることを思い知らされるようだ。

これが安心するような、寂しいような。

知らない街の知らない河川敷を歩く。

 

■ 特に意味はない

「何のために歩いたの?」と聞かれても、特に意味はない。

ただ、歩いただけ。

リフレッシュというか、小旅行というか。

僕はこういう「それ意味あるの(将来のためになるの)?」みたいなことを聞いてくる人が苦手だ。

身も蓋もないことを言ってしまえば、「(永遠に残るような)意味があること」なんてない。

お勉強をしても、お金を稼いでも、子供を作っても、最終的にはみんな人類も地球も消滅してしまうわけだ。

こうなると、逆にもはや「あらゆることに意味がある」ように感じてくる。

意味もなく歩くことにも意味がある。そういう心持ちだ。

歩いてたら見つけた全部便所行きの看板。

 

■ カプセルサウナ

今回泊まったのはクレストイン松戸というカプセルサウナ。

サウナは大部屋と小部屋の2種類があった。

大部屋は20分に1回、水がサウナストーンに自動投下されて、アチアチになる仕組み。

逆に、小部屋はセルフでロウリュ(水掛け)できるようになっていた。

両方ともしっかり熱めという印象だ。

水風呂は17.5度ぐらい。最近、やたら冷えてれば冷えてるほどいいような風潮があるけど、水風呂はこのぐらいがちょうどいいと思う。

地味に嬉しかったのは37度ぐらいのぬる湯。ぬるい風呂、すげえ好きなんだよな。

カプセルの宇宙船感イイよね……。
松戸。またの名をMAD CITY。

 

■ 神社って落ち着くな

旅の途中、松戸神社の日陰のベンチで20分ぐらい休憩した。

2日目は日差しが強かったから、非常に助かったものだ。

この松戸神社は、近くに小川が流れていて、自然豊かというか、ホーリーな感じがした。

こういうのって、ホーリーな場所に神社を建ててるのか、神社を建てるとホーリーな雰囲気になるのか、どっちなんだろう?

気持ち、回復力が+15%ぐらい上昇していたような気がする。

 

八百万の神だから、ってのは関係してるか分からないけど、神社ってなんだか懐深いようなイメージだ。

逆に、寺だと、僕みたいなだらしないやつが休んでいたら追い出されそうである。

最後にお参りをして去る。お世話になりました。

松戸神社。

 

■ スカイツリーでさようなら

2日目後半は葛飾区をふらふらしながら、最終的にスカイツリーへ。

スカイツリーがゴールだと、常に目標が見えてるから、歩くモチベにも繋がるような気がする。

なんやかんやゴールしたけど、最後の方はロボットみたいな歩き方しかできなくて、結構ギリギリだったな。

 

春と秋は散歩シーズンなので、暇なニートの人はがっつり歩いてみるのもいいと思う。

それでは、また次回。

スカイツリー。でかすぎ。
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