黒歴史・トラウマ・恥ずかしい記憶・理不尽で不快だった出来事が脳内でフラッシュバックされることはないだろうか。
「あああああああああああ!!!」
と叫びたくなってしまいたくなるようなアレだ。
四六時中いつゲリラ再放送されるのか分からないので困ったものである。
調べたところ、発達障害の傾向がある人に多く見受けられるらしい。
「内向的な性格であるか?」ということも影響してくると思う。
以下では自分なりの対処法や有効な考え方を紹介していきたい。
–
【行動編】フラッシュバックが発生したらやることを決めておく
これは「スイッチング」と呼ばれる手法である。
反芻に飲み込まれる前に、即座にやることを決めておくのだ。
例えば、「限界まで自重スクワットを行う」・「決めておいた音楽をすぐに流す」などが有効である。
フラッシュバックのたびに筋トレを続けてマッチョになったらめちゃくちゃ面白い。
ちなみに内省的なフラッシュバックではなく、怒りのフラッシュバックであったら筋トレのエネルギーにも使えるだろう。
これからはイラッとする出来事があったとしても、「自分に原動力を与えてくれてありがとう」と考えてみるのもいいかもしれない。
音楽を流す場合だと、好きなジャンルというよりは
・独自の世界観に引き込まれる
・カッコよさとダサさのギリギリ綱渡り
・なんだかんだアガる
ようなヤツがいい。
具体的に言うと「SO◯L’d OUT」である。
街中でスクワットをしながら、SO◯L’d OUTを流している狂人を見かけたら、それはフラッシュバックに襲われた自分であるので、どうか落ち着くまでそっとしておいてほしい。
アラララァ!
–
【マインド編】現在の自分と過去の自分は別物である (今に”没頭”しよう)
「現在の自分」というのは「過去の自分」の積み上げによって作られているのかもしれない。
だが、「現在の自分 = 過去の自分」という訳ではないはずだ。
例えるならば、人生とは「ブロック積みゲーム」のようなものではないだろうか。
確かに下の方には「恥」や「苦」のようなブロックが挟まっているかもしれないが、今現在一番上にあるブロック(今の自分)とは全く関係ない。
いつまでも「このブロックミスったな〜」と考えていても仕方ないことであり、それはもはや過去に起きた「ただそれだけのこと」なのだ。
「今を生きる」というマインドフルネス的な思考で反芻を打破していこう。
そして、日頃から意識していきたいのは「没頭」である。
お笑い芸人、オードリー若林氏の発言で
「ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ。」
というものがある。
これは本当にその通りで、なにか集中している時に過去の記憶を思い出し、落ち込むような事はおそらく無いはずだ。
言ってしまえば、フラッシュバックは「暇かつ思考の対象が自分に向き過ぎている」から起こることなのである。(内向的ニートに発生しがちなのは当然であった)
「今を生きる ≒ 没頭」であり、目の前の物事をひたむきに行うのが大切なのだろう。
しかし、忙し過ぎても、別方面から精神的にやられてしまうし、「暇であること」が悪い訳でもない。
(心にヒマ(余裕)がある生物、なんとすばらしい)
現代社会では「適度に忙しく生きること」が難しいのだと思う。
ニートでも社畜であってもどこか精神をやられてしまう。両極端すぎるのだ。
もっと「ほどほどな生き方」が許されるような時代になってほしいものである。