脳内240621

■ 好きな漫画

この前、「一番好きな漫画何?」と「どんな漫画が面白いと感じる?」という話をした。

「一番好きな漫画」について考えてみたんだけど、一番っていうか自分の中でルーツとしてあるのは、やっぱり『ジョジョ5部』かもしれない。

5部は登場人物たちにみんな悲しい過去があって、社会からつまはじきにされ、マフィアとしてしか生きられないような人間たちが集まっているのだけど、そこから自己決定(覚悟?)で自らの生き方を切り開いていくのがいい。

あと、「どんな漫画が面白い?」にも言及すると、自分はキャラクターに背景がしっかりあるタイプの作品が好きだな、と思った。

別に無理やり物語を用意しなくても、濃いバックボーンを持つキャラクター同士を対面させれば、そこに勝手にドラマが生まれて行くというか。

だから、『喧嘩商売』『喧嘩稼業』シリーズとかはかなり好きな漫画だ。

第一部の『商売』から読んでると、第二部の『稼業』のトーナメントで「えっ?コイツとコイツが激突するの?」ってすげ~ワクワクする。

(ただ、肝心の連載はストップしているのだが……涙)

 

そういうわけで、上記の話を踏まえると、自分はその文脈で結構ニート界隈が面白いと思っている。

独自の背景を持った社会のつまはじき者たちが集って、アクションを起こしたり、レスバをしたりしているのがつまらないわけがない。

まだ見ぬ尖りニートが参戦してくるのお待ちしています。

 

■ シャバいとは

自分の好きな悪口は「シャバい(類:シャバ僧がよ)」と「フェイク野郎」である。

(一説によると、悪口とは「自分が最も言われたくないこと」を多用しがちらしい。また、相手を「偽(フェイク)」とすることによって、自身を「真(リアル)」だと思い込める効果も確認されている)

ここで、改めて「シャバい」とは一体何なのか考えてみたい。

だいたい「商業ウケ狙い」「大衆向け」「売れ線」なものが一般的にシャバいとされているが、最終的な自分の定義は、「それが自分のコアな部分から出てきているかどうか」だなと思った。

例えば、この前ツイッターのおすすめタイムラインで、「海で女の子が花束を持っている写真」が流れてきた。

これは典型的な「シャバ」である。

「どうせそれがエモいとか思ってんだろ?」というヤツである。

もちろん、そのフォトグラファーが売れ線でありがちな写真ばかり撮っていたらシャバ僧だ。

しかし、もし「海で女の子が花束を持っている」というシチュエーションに異常な執着を示していたのならば、それは本物だと思う。

年がら年中「海で女の子が花束を持っている写真」を撮り続け、ジジイになっても「海で女の子が花束を持っている写真」を撮り続ける。

そうしたら、そいつ、いやその方は紛れもなく本物である。

ウソばかりの世の中で、自分はそういう異常者から滲み出てくるリアルを欲しているのだと思った。

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