実は最近ちょっと働いている。
「無職」というハンドルネームを使っているのに、働くのは「偽物(フェイク)野郎」なのではないか……?
と思ったが、嘘をついている方がフェイク野郎だと思ったので話すことにした。
(そもそも、自分は「みんな最低限だけ働くような生き方・社会にするべき」と前から主張しているしね)
何をしているのか言うと、業務委託のライターの仕事である。
一応、フリーランスという括りになるのだろうが、書いているのは月に4~5記事程度で、貰っているのも20000~30000円ぐらい。
どうやって依頼を得たかというと、知り合いの知り合いがライターを探していて、その人づてで紹介してもらった。
だから、完全に運ですね。
まあ、強いて言えば、「Wordpressでブログ書いてたおかげ」というのはあるかもしれない。
(サーバー代かかるからやらなきゃよかったかもなーって思ったこともあったけど、プラス要素になったので良かった)
書いてる内容は……うーん、製品紹介?って感じだろうか。
詳しくは語らない(語れない)が、少なくともニートエッセイを書いたりはしていない。
だから、結構大変といえば大変である。
製品のマニュアル読んで、自分で勉強したりしなきゃもならないしね。
あと、偉そうなことを言うと、こうやってブログを書いたりするのが好きだからといって、なんでもかんでも文章を書くのが楽しいというわけではない。
マニアックなアーティストが「売れ線の曲書いてくださいよ~(笑)」と言われるみたいな?
そんな感じのやるせなさもある。
別に、今の仕事がブルシットであるとは思わないけれど、個人的な美学?ナルシズム?としては、清掃バイトやってたときの方がイケてたな、という感じはする。
ゴミ回収したり、重い袋運んだり、肉体労働して、休みの日は散歩や読書で暮らすような。
なんかエリックホッファーみたいでかっこいいっすよね。
まあ、もちろん働きたくないんだけど、エッセンシャルワーカーに対するリスペクトや憧れのようなものはある。
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そういうわけでチョット働き始めたのだが、これでお金の問題が解決したかといえば、全然そうではない。
前にkindle本の印税があると言ったのだけれど、これは最近1ページ0.5円から0.3円ぐらいに下がってきたし、ライティングの仕事もある程度書き終えたら、さようならかもしれない。
うーん、どうしたものかねえ。
やっぱりニート的な活動をしていきたいのだが、ブルシットニート(くそしょうもない世捨て人ビジネス目的のニート)に堕落したくないという気持ちは常にある。
その辺のバランスというか、綱渡りがムズかしいですな。